天文館星めぐりのブログ

岩手県紫波町にあるギャラリー「天文館☆星めぐり」の活動や展示写真の紹介をします

2019-01-01から1年間の記事一覧

クリスマスの頃の星空

クリスマスの東の空 クリスマスの天頂の空 みなさん、クリスマスの頃どんな星が見えているか知っていますか? 頭上には、カシオペア座。ペルセウス座、おうし座へと続いています。 東の空には、オリオン座、ふたご座が出てきて、高いところにおうし座が見え…

冬の星座

12月になると、空気が澄み冬の星座が見やすくなります。 オリオン座をはじめ1等星が多く肉眼で見つけやすい星座を見ることができます。 この写真には、オリオン座の左上にベテルギウス、右下にリゲル。下方におおいぬ座のシリウス、左上にこいぬ座のプロキオ…

クリスマスプラネタリウム

令和元年にクリスマスプラネタリウムを行います。昼間でも暗くしてプラネタリウムを楽しむことができます。興味のある方は参加してください。 🎄の一番上に輝く「ベツレヘムの星」のこともお話しします。

アンドロメダ銀河

秋の星座アンドロメダ座にある有名な銀河です。別名アンドロメダ星雲の名前の方が広く知られています。光度が4.6等星で暗い場所では肉眼でぼんやり雲のように見ることができます。 宮沢賢治はアンドロメダの雲はさかなの口の形と歌っています。だ円形が魚の…

すばる

すばる 冬が近づくとおうし座のすばるが見やすくなります。すばるは自動車会社でも有名ですがスバルではなくすばるです。昔、枕草子で清少納言が「ほしはすばる、ひこぼし、金星、流れ星」が趣きが深いとうたいました。古来から星の中では美しいとして日本人…

【イベント】しわ夏祭りプラネタリウム

2019年8月10日は紫波の夏祭りでした。17時から商店街の歩行者天国が始まり、プラネタリウムは17時20分から行いました。1回あたり約15分で、7回程投影しました。 七夕まつりと短冊の願い事、おりひめとひこぼし、夏の大三角、銀河鉄道の夜、ヘルクレス12の活…

【イベント】まちなか七夕星空観察会 開催

2019年7月28日、8月7日の2日間、まちなか七夕星空観察会を行いました。旧暦の7月7日七夕に合わせて、夏の夜空を彩る星々を観察しました。 七夕伝説について 星空の世界では、1年に一度7月7日の七夕の日に、天の川を渡ってひこ星とおりひめ星が会うことができ…

【イベント】ビューガーデンの星空観察会 開催

2019年7月20日、19:30から紫波町水分のビューガーデンにて星空観察会を開催しました。東根山のふもとの緑に囲まれ、さわやかな風を感じながらの観察会でした。 天体望遠鏡で、木星、はくちょう座のアルビレオ、北斗七星の2番目の星ミザールを眺めることがで…

【イベント】2019年星空の観察会in夜のビューガーデン

星空の観察会inビューガーデン 天文館星めぐりの特別企画でビューガーデンを会場に星空観察会を行います。天体望遠鏡で木星や土星、天の川や夏の大三角を観察します。天候が悪い場合でも簡易プラネタリウムを行います。夏休み前に夏の星空を見たい方や星空を…

岩手県紫波町ビューガーデンから見える星空

夜のビューガーデン 岩手県紫波町水分のラ・フランス温泉館の少し北に、自然豊かなビューガーデンがあります。 町の夜景と星空 2019年6月26日、この日は梅雨の晴れ間に恵まれ、きれいな星空が広がりました。昼間は綺麗な花や木を見て楽しむことができるビュ…

親子銀河としし座の三つ子銀河の紹介

春は銀河を見るのに最も適しています。冬の天の川が沈み、夏の天の川が出る前なので、天の川銀河の外にある遠くの銀河も見ることができます。 親子銀河 上の写真は、北斗七星のすぐ南、りょうけん座にある親子銀河です。正式には「M51」といいます。明るさは…

上弦の月・下弦の月それぞれと、組み合わせた時の見え方

令和に入って初めての「上弦の月」と「下弦の月」のコラボです。 上弦の月・下弦の月とは? 上弦の月は新月から7日目の半月(右側が見える)、下弦の月は満月から7日目の半月(左側が見える)のことで、それぞれを左右に並べると満月のように見ることができます…

上弦の月とは

上弦の月(5月12日の月) 令和になって初めての「上弦の月」の写真です。 上弦の月とは? 上弦の月とは、太陽が右側から当たってちょうど半月の時をいいます。このときの月は夕方から宵にかけて見やすくなっています。 下弦の月とは? 右側が見える上弦の月に…

一本桜と星

「冬の星座と一本桜」 岩手県八幡平市の一本桜と星の競演です。西に冬の星座が傾き、冬が遠ざかっていることが分かります。 「一本桜と北天の星座たち」 おおぐま座とこぐま座が一本桜の上に輝く姿です。おおぐま座とこぐま座は春の星座で、桜とよく合います…

【天文館☆星めぐり】平成から令和へ

天文館☆星めぐりでは、平成から令和へ、新しい企画を行っています。 最近では、初めてブラックホールの撮影に成功したことが世間を騒がせていましたが、そのブラックホールが発見された、おとめ座銀河団M87銀河も展示しています。 ぜひ見にいらしてください。

4月の星 ペテルギウス・カストル・ミザール・コールカロリ

本日は、4月に楽しむことができる4つの星を紹介します。 ペテルギウス 1つめは、オリオン座の左上にある1等星「ペテルギウス」です。距離は400光年も離れています。赤く輝いており、年老いた星として知られています。(上の写真です) カストル 2つ目は、ふた…

【イベント】2018年 ひなまつりプラネタリウム

2018年4月6日 ひなまつりプラネタリウムを開催しました。(旧暦のひなまつりの日です) 午前11時30分~、午後1時~の2回、プラネタリウムを上演しました。ご家族連れ、ご夫婦、子どもたちのグループ、カップルの方々などにご参加いただきました。 星空を部屋…

3月の星座 おおぐま座

今回は、3月に見ることができる「おおぐま座」を紹介します。 おおぐま座のつくり おおぐま座は、春、クマが冬眠から覚めるころに北東の空に見やすくなる星座です。 おおぐま座のしっぽはひしゃくの形をした北斗七星の柄の部分でできています。北斗七星の桝…

3月の星座 しし座

3月になると、冬の星座が西に低くなり、かわって春の星座が見やすくなってきます。 今回は春の星座で代表的な「しし座」を紹介します。 星占いしし座と春の星座しし座の関係 しし座といえば、星占いの星座として有名です。誕生日が7月23日から8月22日までの…

【イベント】ひなまつりプラネタリウム

天文館☆星めぐりでは、4月6日(土)、7日(日)※旧暦3月3日 に「ひなまつりプラネタリウム」を開催します。 季節に合わせた春の星座を中心に、さまざまな星空を紹介します。 おひとりでも、ご家族でも大歓迎です。 少しでも興味のある方はぜひいらしてみて…

【天文館☆星めぐり】2019年冬の企画展示② 「ダイヤモンド富士」

現在冬の企画展示第二弾として、「ダイヤモンド富士」を展示しています。 ダイヤモンド富士とは 富士山は日本一の山として有名ですが(標高3.776m)、富士山の山頂に沈む夕日はダイヤモンド富士として知られています。 ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂に太…

二月の星カノープス

カノープス おおいぬ座のはるか南にりゅうこつ座のカノープスがあります。この星は、2月中旬の午後8時過ぎに南中する星で、おおいぬ座のシリウスに次いで全天で2番目の明るさで、光度はマイナス0.7等星です。南に低く、北緯35度では水平線から約2度の高さ…

冬の代表的な星空

冬は四季の中でも星を見るのに最も適した季節です。寒いのですが空気が澄み、1等星が多くわかりやすい星座を見ることができます。 今の時期に見ることができる代表的な星座や、星雲・星団の写真をご紹介します。 午後8時ころに見える星座 南東の空 一番目に…

【天文館☆星めぐり】2019年冬の企画展示「彗星」

現在「天文館☆星めぐり」では、彗星をテーマに紫波町内や岩手県内で撮影した写真を展示しています。その中から特に思い入れのある彗星を紹介します。 彗星とは? 彗星の歴史 彗星は「ほうきぼし」ともよばれ長い尾を持っています。紀元前の昔から、突如やっ…

2019年1月 部分日食の観察(紫波町)

2019年1月6日、日本全国で部分日食を見ることができました。 前回の部分日食は2016年3月9日でしたので、3年ぶりの日食です。 当日は天候に恵まれ、一時雲が出ることもありましたが紫波町でもしっかり撮影することができました。 撮影の準備 この日の天気はお…

ギャラリー「天文館☆星めぐり」の紹介

平成30年1月、岩手県紫波町にギャラリー「天文館☆星めぐり」をオープンしました。 ギャラリーの概要 入館無料 平日 13:00~16:00 土日祝 10:00~12:00 13:00~16:00 紫波町内で撮影した星空や、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』に登場する天の川・星の写真をメイン…