親子銀河としし座の三つ子銀河の紹介
春は銀河を見るのに最も適しています。冬の天の川が沈み、夏の天の川が出る前なので、天の川銀河の外にある遠くの銀河も見ることができます。
親子銀河
上の写真は、北斗七星のすぐ南、りょうけん座にある親子銀河です。正式には「M51」といいます。明るさは8.1等星。距離は2100万光年です。
名前の由来
この銀河は、望遠鏡で撮影すると2本の明るい腕が発達した渦巻型をしており、子ども銀河と手をつないでいるように見えることから名づけられています。
三つ子銀河
しし座の後ろ足付近にある「M65」「M66」「NGC3628」をいいます。
3銀河は9等~10等星で、望遠鏡を50倍の視野でのぞくと、一度に見ることができます。明るさが似たような銀河ですが、渦巻の形にそれぞれ特徴があります。距離は2900万光年ほどです。
さいごに
今回紹介した銀河は、アンドロメダ銀河より10倍以上遠いところにあります。まさにディープな世界です。のぞいてみてはいかがでしょうか?